聖闘士星矢[原作]

1985年12月(1986年1・2合併号)より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始。
巻頭カラーを飾る。
「聖衣(クロス)」と呼ばれる星座の趣向を凝らした鎧や、ギリシア神話を
モチーフにした物語が人気を博し、『週刊少年ジャンプ』の象徴的な作品に。
この時期の『週刊少年ジャンプ』は人気連載を数多く抱え、
1990年12月の連載終了時には、発行部数500万部超えを達成するほどだった。
なお、連載から30年を経た今現在も、日本のみならず世界的にも
高い評価を受け続けている。

聖闘士星矢[TVアニメ]

『週刊少年ジャンプ』での連載開始から約10カ月後の1986年10月11日、
テレビ朝日系列にてテレビアニメ『聖闘士星矢』の放送が開始される
(1986年10月~1989年4月放送)。
約3年近くの放映で、平均視聴率は11%を記録。
放映開始当時の小学生男子から多くのファンを獲得。
さらにはフランスをはじめとする欧州各国など80カ国以上で放映され、
原作同様、世界においても絶大なる反響を得ていく。
なお、熱狂的なジャパニメーション支持国のブラジルでは、
アニメ『聖闘士星矢』の印象があまりにも強かったため、
日本で使う「戦前」「戦後」というような意味合いで、
「星矢前」「星矢後」という言葉が存在する。 全114話。

聖闘士星矢 邪神 エリス[映画]

テレビアニメ『聖闘士星矢』初の劇場版。
邪神エリスによって死の世界から蘇った亡霊聖闘士(ゴーストセイント)たちと
アテナの聖闘士たちの戦いが描かれる。
1988年3月12日公開。

聖闘士星矢 神々の熱き戦い[映画]

劇場版アニメ作品。
アスガルドで地上代行者オーディーンのドルバル
および配下の神闘士(ゴッドウォリアー)たちとアテナの聖闘士たちとの戦いを描く。
1988年3月12日公開。

聖闘士星矢 真紅の少年伝説[映画]

アニメ『聖闘士星矢』初の長編映画。
アテナの兄・太陽神アベル、3人のコロナの聖闘士、
そして死んだはずの黄金聖闘士が復活。
地上を支配することを目論み、アテナの聖闘士たちと戦う。
1988年7月23日公開。

聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち[映画]

劇場版アニメ作品。
堕天使ルシファーと4人の聖魔天使、
さらにルシファーによって復活したアベルら三神が現れ、
アテナの聖闘士たちと戦う。
1989年3月18日公開。

聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編[PPV&OVA]

冥王ハーデス編序盤のエピソードを「十二宮編」としてOVA化。
前聖戦から243年ぶりに復活し、聖域へ侵攻を始めた冥王ハーデスと
108人の冥闘士(スペクター)から地上世界を守るため聖闘士たちが集結。
サガに殺害された真の教皇シオン、また先の戦いで死んだ黄金聖闘士たちも
冥闘士として復活し、アテナの命を奪おうとする。
アテナはエイトセンシズを発揮してハーデスを討つべく冥界に赴く。
全13話。

聖闘士星矢 EPISODE.G[スピンオフ作品]

『チャンピオンRED』(2003年2月号から2013年8月号まで)にて
連載されたスピンオフ漫画。
『聖闘士星矢』の前日談に当たる物語。
黄金聖闘士たちの若き日の活躍が描かれている。
主人公は獅子座のアイオリア。
原案は車田正美、作画は岡田芽武。

聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~[映画]

劇場版アニメ作品(長編)。
全能の神アポロン率いる天界軍とアテナの聖闘士たちの戦いを描く。
2004年2月14日公開。

聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編 前章&後章[PPV&OVA]

冥王ハーデス編のエピソードのうち、中盤に当たる冥界突入から
嘆きの壁破壊までを「冥界編」としてOVA化。
冥王ハーデスの本拠である冥界が舞台。
瞬と一輝の兄弟を巻き込んだハーデスの肉体の秘密や、
それに纏わるパンドラの過去が暴かれる。
そして黄金聖闘士12人が集結、それらを集中した太陽の光によって
嘆きの壁を破壊してエリシオンに向かう。
前章・後章それぞれ各6話。

聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話[原作(正統続編)]

2006年4月より「週刊少年チャンピオン」にて不定期連載が開始された、
車田正美自身による『聖闘士星矢』の正統続編。
連載当初からフルカラー連載となったことも話題となり、
コミックスは第9巻までが刊行されている(2015年12月現在)。
物語は243年前の前聖戦と並行してエリシオン編の続編が描かれている。

12/3週刊少年チャンピオンで新シリーズ連載開始!

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話[スピンオフ作品]

『週刊少年チャンピオン』(2006年39号から2011年19号まで)にて
連載されたスピンオフ作品。
243年前の前聖戦を描いた外伝。
2009年にはOVA化もされた。
原作は車田正美、作画は手代木史織。

聖闘士星矢 冥王ハーデスエリシオン編[PPV&OVA]

冥王ハーデス編の最終エピソードを「エリシオン編」としてOVA化。
幾多の困難の末、ハーデスのいるエリシオンにたどり着き、
アテナに聖衣(クロス)を届けようとする星矢たち。
その行く手を双子の神、ヒュプノスとタナトスが阻む。
そして、聖衣(クロス)を纏ったアテナと神聖衣(ゴッドクロス)を纏った星矢たちは、
ハーデスとの最終決戦を迎える。
激戦の末、星矢の犠牲によってハーデスの肉体は完全消滅。
それに伴い冥界は崩壊し、太陽の復活と共に地上に真の平和が訪れた。
全6話。

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝[スピンオフ作品]

『THE LOSTCANVAS』連載終了後、前世戦の黄金聖闘士たちを主役とした
外伝として『別冊少年チャンピオン』にて連載中。
原作は車田正美、作画は手代木史織。

聖闘士星矢Ω[TVアニメ]

『聖闘士星矢』から後の世代の聖闘士の活躍を描く
オリジナルストーリーのテレビアニメ。
次世代のペガサスの聖闘士光牙を主人公に、
地上の平和を守るアテナの聖闘士が地上支配をもくろむ敵と闘う姿を描く。
2012年4月~2014年3月までテレビ朝日系列にて放送。
全97話。

聖闘士星矢 セインティア翔[スピンオフ作品]

『チャンピオンRED』(2013年10月号より)連載のスピンオフ漫画。
女神アテナこと城戸沙織の身辺の世話や警護等を担う特別な聖闘士
「聖闘少女(セインティア)」の活躍が描かれている。
主人公は聖闘少女の1人子馬座の翔。
原作は車田正美、作画は久織ちまき。

聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン[スピンオフ作品]

『EPISODE.G』続編。
女神の大いなる神託を受け、聖域(サンクチュアリ)から無断で日本へ来訪した山羊座のシュラと、
シュラを討つ刺客として聖域から遣わされた獅子座のアイオリアを軸に
物語が描かれる。
「チャンピオンREDいちご」にて3話まで連載され、4話以降は
Web雑誌「チャンピオンクロス」にてフルカラー連載されている。
原案は車田正美、作画は岡田芽武。

聖闘士星矢 Legend of Sanctuary[CG映画]

制作総指揮・車田正美。
監督にさとうけいいち氏を迎え、最新フルCGで「黄金十二宮編」描く。
初のCGによる映画作品。2014年6月21日公開。
なお、本作は8月に香港、9月にブラジル・ペルー、メキシコ・チリ・コロンビア、
台湾・ベネズエラ・パラグアイ、アルゼンチン、10月にシンガポール、エクアドル、タイ等アジア・中南米諸国で上映され、2015年にはイタリアやフランス等
ヨーロッパ諸国で公開された。

聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-[Webアニメ]

2015年4月~9月に配信されたWebアニメ作品。
222の国・地域で配信され、24の国・地域で放送された。
物語は『冥王ハーデス編』と同時間軸での出来事とされており、ハーデスとの戦いにおいて散ったはずの黄金聖闘士達12人が蘇り、旧テレビ版アニメ
「北欧アスガルド編」のアスガルドを舞台に、新たな戦いに身を投じる。
原作では描かれなかった黄金聖闘士の私服や黄金聖衣装着シーン、
聖衣箱を背負う姿などが登場するほか、黄金聖衣の神聖衣(ゴッドクロス)が登場する。
全13話。