聖闘士(セイント)

神話の時代から大地を守っている女神アテナを守護するために戦う戦士たち。
聖闘士になった者は、その星のさだめと実力に応じて、88の聖衣の中からひとつを与えられる。
聖衣は、「黄金聖衣」「白銀聖衣」「青銅聖衣」の三つの位に分類されており、神話時代から聖闘士たちに受け継がれている。
また、聖闘士の88の聖衣とは別に、アテナがまとう聖衣も存在している。

聖衣(クロス)

聖闘士が身に纏う防具。
通常は守護星座をかたどったオブジェの形態をしているが、分解し聖闘士の体を包む防具へと変形する。
聖衣には生命が宿っており、多少の損傷であれば時間をかけて自己修復される。

神聖衣(ゴッドクロス)

通常の聖衣がアテナの血を浴び、小宇宙を極限まで高めることにより誕生する。
青銅、白銀、黄金の全てを超え、オリンポス十二神のみの装備とされる神衣(カムイ)に限りなく近い防具。
形状は元となる聖衣の意匠を引き継ぎつつ神々しい装飾となり、全身を覆う形となる。
また超次元を飛ぶための翼が生える、神の攻撃を受け止める程の防御力をもつなど、特別な能力を発揮する。

小宇宙(コスモ)

体内に存在する宇宙エネルギーのことをいう。
聖闘士は体内の小宇宙を爆発させることによって、音速に匹敵する速さの拳を放ち、物質を原子レベルで破壊するなど驚異的な力を持っている。

セブンセンシズ

人間に存在する五感と第六感をも越える第七感のこと。
目覚めた者は小宇宙を最大限まで増幅することができるが、それが可能なのは黄金聖闘士など、聖闘士の中でも少数である。
青銅聖闘士でも才能があれば一時的なら目覚めることが出来るとされている。

エイトセンシズ

セブンセンシズ(第七感)をさらに越えた第八感。
阿頼耶識(あらやしき)、八識とも呼ばれる。

星命点

聖闘士の体に存在している急所のこと。
その部分をつなげると、各々の聖闘士の守護星座を形どっており、それがそのまま肉体への急所になる。
そのため、聖闘士ごとに形や数が大きく異なる。

真央点

血止めのツボとも言うべき場所。

聖域(サンクチュアリ)

ギリシアのアテネ神殿付近に存在する聖闘士の総本山。
結界により守られているため普通の人間には、立ち入ることはもちろん存在さえ感じることもできない場所。

女神(アテナ)

聖闘士を束ねる戦いの女神。
地上に住む人間たちを邪悪な存在から守るために、人間の身体を借りて地上に降臨する。
アテナが地上に降臨するときは聖戦が起こる前触れとされており、平和な時代にはアテナが不在である。

教皇

聖闘士の集う聖域を統治するもの。
アテナ不在の時代には、その代理の役目をつとめ、すべての聖闘士をまとめ聖域を統治している。

聖戦

数百年に一度、アテナの聖闘士たちがその総力をあげて臨まなければならない戦い。
前回の聖戦は243年前にハーデス率いる軍勢との間に起こり、勝利したものの生き残った聖闘士は2人だけだったという。
また、アテナが地上に降り立つのは、聖戦の準備のためとされている。

黄金十二宮

聖域にある黄道十二宮の名前がつけられた12の宮殿。
アテナの神殿を守るための役割をもっており、12人いる黄金聖闘士がそれぞれの宮を守護している。 

アテナ神殿

十二宮を通過し教皇の間を超えた聖域の頂上に存在する神殿。
そこには巨大なアテナ神像がそびえ立っている。
このアテナ神像こそが・・・・・・

スターヒル

聖域にある教皇しか立ち入りを許されない禁区。
地上で最も月に近い場所に存在し、これまで代々の教皇が星の動きを見て大地の吉凶を占う場所とされている。

千日戦争(ワンサウザンドウォーズ)

実力が伯仲する黄金聖闘士同士の戦いが陥る状態。
互いに一歩も動けず、決着のつかないままいつまでも対峙し続けてしまう状態。

銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)

グラード財団が主催するトーナメント方式の闘い。
聖闘士10名により争われる。
優勝した聖闘士に与えられるのは、最強の聖闘士の証、黄金聖衣(ゴールドクロス)である。

氷戦士(ブルーウォリアー)

北極圏にある永久凍土の地ブルーグラードに住む、聖闘士と同等の実力者といわれる極北の伝説の戦士。

海将軍(ジェネラル)

大海を支える7本の柱を守護する7人の海闘士(マリーナ)。
七将軍とも呼ばれる。

冥闘士(スペクター)

冥王ハーデス率いる集団に所属する者。
108の魔星と呼ばれることから、それだけの数が存在するという。

メインブレドウィナ

ポセイドンの海底神殿の奥にある、大黒柱ともいうべき最も重要な柱。

エリシオン

死後の楽園で、神々に愛された英雄達の魂が暮らす世界である。